乳歯より永久歯が黄色い!?
こんにちは🍀大阪市西区新町の歯医者さん 【西長堀よつば歯科】です🍀
今日は当院でも親御さまからのご質問で多いのが……
生えてきた歯が黄色い!
ということです。
黄色いのが全体的なのか、一部のみ変色しているのかによって状態は変わります。
☑一部のみ変色
➡エナメル質形成不全の可能性が高いです
歯のミネラルが抜けている部分で、一部のみ白濁、茶色くなっている部分です
【これはアイコン治療で、削らず治療可能です◎】
☑全体的に黄色く見える
➡これは問題ないことが多いです。
なぜなら…永久歯は乳歯よりも黄色いことが多いからです
※※※乳歯と永久歯の色味の違いについてお話していきましょう※※※
一般的に「歯は白いもの」と思われがちですが、本来の歯の色は真っ白ではなく、やや黄みを帯びています。
歯の歯ぐきから見えている部分、歯冠(しかん)部には、歯の表面を覆う硬くて半透明なエナメル質
その直下に歯の主成分となるクリーム色の象牙質があります。
※歯の色はエナメル質の厚さによって変わり、エナメル質が薄いほど歯の色は黄色っぽく見えます。
✧白みの強い乳歯✧
乳歯は永久歯と比べて象牙質が薄く、象牙質の薄さに比べてエナメル質が厚いことが特徴です。
そのため、厚いエナメル質に象牙質が覆われて黄みが目立ちにくくなることで、乳歯は白っぽく見えます。
また、乳歯のエナメル質は白みが強いので、やや青みがかったような白さを感じることもあります。
✧やや黄色みがかった永久歯✧
永久歯は象牙質の厚さに比べて、エナメル質が薄いため、象牙質が目立ちやすくなります。
特に永久歯が生え始めの頃は、エナメル質が未完成で薄く、象牙質のクリーム色が透けやすいため、黄色っぽく見えがちになります。
乳歯と永久歯が並んでいると、色の違いがより目立つことがありますが、これは成長に伴う自然な変化です。
安心してくださいね!(^^)!